病院で気がまぎれた話

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紹介状を書いてもらった県立病院の診察の日までは感傷的になり、不安な日々でした。診察の当日は現実的な不安を感じていました。

どの程度の手術になるのか。見つかったがんの他にもあるのでは(内視鏡検査が痛みのために中断してしまったので)。手術したあと普通に働けるのか。…

しかし県立病院にきたら少し気がまぎれました。病院での流れについていくために目の前のことをこなしていくと不安が薄まりました。

このファイルを持って⚪︎番の受付へ。受付が終わったら自分で体重、身長、血圧を測る。その結果を持ってまた受付へ。…

診察が終わったらファイルを⚪︎番のカウンターへ持っていく。自分の番号が表示されたら精算機へ..精算機は現金払いとカード払い用があって..駐車券を持っている人は…

それから、病院の人の多さにもいろいろ思いました。それまで一人で感傷的になったりしていましたが、こんなにもたくさんの人が何かしら病気やケガで病院にきている。病気なのは私だけではないんだな、と。

病院は年末年始の休み明けのためか、受付には行列ができていました。

そしてその患者さんたちに対応する看護師さん。大変そうでした。受付する方、電話に対応している方、受付と事務のやりとりをする方..

人手不足なのが感じとれました。このような状況で大事な判断を誤ってはいけないという看護師さんは本当に大変なお仕事をされていますね。

病院での自分の作業や、病院の忙しい雰囲気で気が少しまぎれたのでした。