私は現在、県民共済に加入しているのですが、職場の健康診断で要精密検査になる半年前までは民間の生命保険に加入していました。がん特約も付けていたんですよ。貯蓄型保険で、月掛金は1万円(保険3:貯蓄2)でした。
民間生命保険 | |||
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生活習慣病 | 9つの重度生活習慣病 | 100万円 がん(悪性新生物) の場合上記に10万円 を加えて110万円 | |
がん(上皮内新生物) | 10万円 | ||
入 院 | ケガや病気 (所定の成人病以外) | 1〜60日まで | 1日当たり5,000円 |
所定の成人病(がん以外) | |||
女性特有の病気 (がん以外) | |||
がんで入院 | 1日目〜無制限 | ||
手 術 | 入院中の手術(がん以外) | 公的医療保険対象 | 5万円・10万円 |
がん入院中の手術 | 10万円・20万円 | ||
外来手術 (入院を伴わない手術) | 2.5万円 | ||
放射線治療 | 5万円 | ||
就労不能・ 介護 | 終身保障 | 100万円 | |
死亡・ 高度障害 | 一時金200万円 (うち終身保障100万円) |
つい、保険を解約していなかったら上皮内新生物10万円+外来手術2.5万円=12.5万円の保険金を受け取れたのかな、と思ってしまいましたね。
貯蓄型保険に加入したのは
この保険に加入したのは勤め先で団体保険としてあったからです。任意加入でした。保険屋さんの「貯蓄の部分が銀行の定期預金よりも高い利率なんですよ」という言葉と、「がん」と「女性特有の病気」に備えられることに魅力を感じました。
当時は保険を掛け捨てにするのはもったいない、解約したときにお金が戻ってきた方がよい、と思っていました。
親戚ががんで亡くなったりしていたため、がんには備えたいと思っていました。女性特有の病気になった人は親戚にはいなかったのではと思いますが、なんとなく備えた方がよいのではという感じでした。
その保険を職場を離れ、団体保険ではなくなっても加入していたのです。これに加入しているから、他の保険のことは考えなくていいか、と言う感じです。他の保険に乗り換えたら月掛金が高くなるのでは、と思っていたところもあります。
貯蓄型保険を解約したのは
20年ほども加入していた貯蓄型保険を解約したのは、NISA(少額投資非課税制度)ができたのが一番大きな理由です。保険の中で貯蓄している部分を、自分でNISAで運用した方がよいと思ったのです(少額ですが)。
それから、貯蓄型保険は何年かごとに内容を見直す必要があり、その度に月掛金が高くなるか、月掛金を抑えて保障内容を低くしなければならなくなり、「なんだかなあ」と感じていたからです。
私が加入したときの死亡保障は1千万円だったと思いますが、何年後かの見直しで100万円となったときは思わず、「この日を境に私の命が1千万円から100万円に..」と思いましたよ。
私は子どもがいるわけではないので死亡保障に1千万円も必要ないのですけどね。
とらぬ狸の皮算用
このような感じで、「県民共済のがん特約に加入していたら50万円」、「民間保険を続けていたら10万円」などと、とらなかった?狸の皮算用をしてしまったのですが、大切なのはその保障が自分に合っているかですよね。
月掛金とのバランスも考えて自分に合う保険については考えていきたいと思います。