「やせたね」なんて言わないようにしよう

body weight 雑記

体重が少しずつ減っていったことにはひそかに恐怖を感じました。

と言っても減ったのは2kg弱です。自分にとってはウォーキングを習慣的にしていたときでも体重を減らすのは難しかったのです。それが、何も運動もしていないというのに体重が減るのが怖かったです。

自分でも少しほっそりしたな、と思いました。普段ならうれしいことなんですが、健康診断で要再検査、ポリープが見つかった、という時期だったのでうれしくありませんでした。

体重が減る少し前に私は食習慣を変えていました。朝食をパンからお米にした方が自分の体調に合っている気がしたので、朝はご飯を食べるようにしていました。その効果がでたのかな、と思ったりもしていました。

ある日、美容師さんに「なんか、やせた」と言われました。

朝食をご飯にしたことを話して、「自分に合っているのるかも」などと言ったりしましたが、内心、気持ちが暗くなりました。いつも見ないことにしていることを指摘されたような気持ちになりました。

私はそれまで人に対して思わず「やせたね」と言ってしまったことがあるのですが、もう、言わないようにしよう、と思いました。

今の時代はそもそもセクハラになってしまうかもしれないですし、自分が言われて落ち込みましたからね。

内視鏡手術でがんを切除してから数ヵ月たち、体重はもどりつつあります。体重が減ったのが、がんのせいなのか、お米のおかげなのか、お酒の量が減ったからなのかはよくわかりません。

体重が減って暗い気持ちになりましたが、今は体重が増えてほしくないと思っています。自分勝手ですね。