死期がわかればお金が使えるねと思った話

chokinbako 氷河期世代

「これはやっておかねば」と思ったことのうち、旅行についての財源は何年後かの車の買い替えのためにしている貯金を使おうと思いました。死んでしまったら車の必要はなくなりますからね。

普段、旅行には使えないような金額を旅行に使う、と想像したら、ちょっとキラキラした気持ちになったんですね。そんなことができたら幸せだな、と。

振り返ってみれば、私は社会人になって約30年、アルバイトや失業中のこともありましたが、ほとんどは正社員で働くことができました。

私は自分の仕事が好きで、仕事が自分に合っていると思っています。それにはささやかな幸せを感じます。

ただ、正社員といえども給料の手取り額はいつも11万〜13万円台、ボーナスは出ないという状態だったんですね。

田舎x右肩下がりの業種x自分の能力や性格の結果なんですが。そんなわけで目の前の生活しか見えないという感じの社会人生活でしたね。それが不幸だとは思っていないですけど、時々は美味しいものを食べに行ったり、見たいものを見に行けたらよかったのになあと思います。

簡単な話ではないけれど、いつ死ぬのかがわかったら生きている時に充実したお金の使い方ができるのにな、と思いました。