病院の赤字経営
病院にお世話になっているとき、病院の人手不足、現場の余裕のない雰囲気を感じました。
受付では長い行列ができ、受付の方の人手不足を感じましたし、検査の予約も定員オーバーの状態で予約しなければなりませんでしたし、そんな状態で予約するので検査もせわしない感じでしたから。
私の住んでいる地域でも病院の赤字経営が問題となっています。
ある病院では、「何十億もの赤字を、経営を見直し、半額くらいの赤字にすることができ、経営を継続できる見通しができた」とのニュースを見ました。
経営を継続できるようになったのはよかったですけど、そのもとでは何が行われたのだろう、と想像してしまいます。医師や看護師、スタッフの報酬が減らされてしまったり、物品の使用に制限がかかったりしているのでは、と考えてしまいます。
また別の病院では「病床数を⚪︎床から⚪︎床に減らした」という記事も見ましたし、「減らして大丈夫?」と思ってしまいます。
赤字の原因は診療報酬が物価高に追いつかないことや人口減など、とのことです。原因の一つの診療報酬の改定が本格化されるそうです。
これによって私たちの保険料の負担が増えたりすることは辛いのですが、病院が継続できないのは、もっと辛いことだな、と思うんです。「近くに病院がないので遠くまで通わなければならない」状況になりますから。なんとか、ムダなところを見直して私たちの負担が重くならないようにしてもらえませんかね。
安心して病院に掛かれる社会
高齢化社会なので病院にかかる患者も増えるのでは、という私のイメージなのですが、病院の赤字経営の原因に「人口減」が入っているんですよね。お年寄りが増えても、それ以上に減っている、ということなのでしょうか。人がすごいスピードで減っていると思うと、ちょっと怖いです。
やはり生活していく上で健康はベースとなってきますし、「ちょっと調子悪いな」と思ったら気軽に病院に診てもらえるような社会であってほしいです。そのためにも病院で働く人たちも仕事に見合った報酬が得られるような診療報酬の改定であってほしいです。



